昨年、約2000名の個人投資家が訪れた国内最大規模の投信イベント「投信EXPO」が今年はさらに拡大し、9月16日(土)に「投信EXPO2017」として開催される。主催はモーニングスター、SBI証券が協力する。参加投信会社数は30社以上に拡大し、各社がセミナーやブース等を通じて「今の時代に求められる投信」について情報を発信する。このイベントに参加すれば、日本の資産運用のリアルな現実が体感できる。基調講演は獨協大学経済学部教授で経済アナリストの森永卓郎氏とモーニングスター代表取締役社長の朝倉智也氏が務める。9時30分の開場から16時30分の閉場までの間に、パネルディスカッションを含めて合計14本のセミナーが用意されている。イベントへの参加費は無料。
 
 会場は東京・六本木の東京ミッドタウンに設けられ、メインホールとセカンドホールに分かれる。参加者は両ホールを行き来しながら、気になるテーマのセミナーを聴講し、また、ホールとホールの間に設けられた運用会社のブースを訪ねて、各ブースで実施されるミニ説明会や、プレゼントが必ずもらえるスタンプラリーに参加することもできる。
 
 メインホールは、パネルディスカッション「資産運用新時代を勝ち抜く真の運用戦略とは〜インデックス運用とアクティブ運用が徹底討論!」で開幕。パネルへの参加は、コモンズ投信とバンガード・インベストメンツ・ジャパン。続く特別セミナーは、インベスコ・アセットマネジメントの「世界の経済成長を取り込む資産運用戦略! 変動の激しい市場環境でコアとなる投資手法とは?」、ピクテ投信投資顧問の「ピクテバリュー宣言 投資で応援する“持続可能な社会実現”」、三井住友アセットマネジメントの「“宗さま&シバサチ”の資産形成トークライブ・2017秋〜“宗正彰”と“柴田幸子”の二人の積立投信〜」、日興アセットマネジメントの「新革命!フィンテックが世界を変える〜グローバル・フィンテック株式ファンドのご紹介〜」。
 
 セカンドホールは、スパークス・アセット・マネジメントの「スパークスの投資の魅力 ―創業来一貫した投資哲学と銘柄選択―」、アセットマネジメントOneの「本当にいい会社とは何か〜日本株ファンドマネジャーが語る銘柄選定のポイント〜」、三菱UFJ国際投信の「つみたて投資のススメ」、三井住友トラスト・アセット・マネジメントの「これ1本でおまかせ〜世界経済インデックスファンド」、シュローダー・インベストメント・マネジメントの「先の読めない時代の資産運用〜市場環境の変化に振り回されない、長期投資とは〜」、東京海上アセットマネジメントの「資産形成のコアに『円奏会』シリーズ」、SBIボンド・インベストメント・マネジメントの「地に足をつけた資産運用を〜 ベタインシリーズの活用」、SBIアセットマネジメントの「国内中小型株ファンドで資産形成を!! 〜Jリバイブ ニューコアという考え方〜」となっている。
 
 このセミナーで登壇する各運用会社は、会場内にブースを設置して質問等についてもブースで受け付ける。この他に、損保ジャパン日本興亜アセットマネジメント、ブラックロック・ジャパン、明治安田アセットマネジメント、ラッセル・インベストメントがブースを出して来場者に各社の運用商品の情報等を届ける。
 
 また、当日の会場にブースは出さないものの、以下の運用会社が同イベントに協賛している。朝日ライフアセットマネジメント、NNインベストメント・パートナーズ、大和住銀投信投資顧問、ニッセイアセットマネジメント、リクソー投信、アムンディ・ジャパン、アリアンツ・グローバル・インベスターズ、イーストスプリング・インベストメンツ、HSBC投信、岡三アセットマネジメント、キャピタル・インターナショナル、ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント、GCIアセット・マネジメント、ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ、大和証券投資信託委託、ドイチェ・アセット・マネジメント、野村アセットマネジメント、フィデリティ投信。
 
 なお、特別スポンサーとして海外旅行専門店のCLASS ONE、田中貴金属工業、投資信託相談プラザを展開するFanが協力している。(写真は、昨年開催された「投信EXPO2016」の会場風景)