高畑裕太、逮捕で中断した映画撮影が再開もエキストラからあがる不満の声
「長らく撮影が中断していた映画『青の帰り道』の撮影が、8月に入ってようやく再開されました」(映画業界関係者)
なぜ撮影は中断されてしまったのか。それには出演者が起こした、ある騒動が背景にあった。
「『青の帰り道』には、昨年8月にホテル従業員への強姦致傷容疑で逮捕された(不起訴処分)高畑裕太さんが出演していたんです。この作品のロケで群馬県前橋市を訪れていた際に、あの事件が起きました。出演者の逮捕で撮影は中断になりました」(スポーツ紙記者)
なかなか撮影再開のメドが立たず、お蔵入りもささやかれたが1年後に無事、再開。
「真野恵里菜さん主演の同作は、群馬県前橋市で生まれ育った男女7人の若者たちが、夢や現実と葛藤し、自分たちの求めている場所を探すために必死に生きる姿を描いた青春モノです」(前出・映画業界関係者)
しかし現在、製作現場には劇中の若者たちと同じように、厳しい“現実”が突きつけられているという。
「昨年ほぼ撮り終えていたこの映画は、予算をほとんど使ってしまったため、低予算を余儀なくされています。スタッフは監督の友人や知り合いなどをかき集めており、今回は1週間ほどでの強行撮影のようです。現場はバタバタですよ」(前出・映画業界関係者)
低予算の影響は、こんなところにも現れていて……。
「エキストラはボランティアで交通費も自腹です。食事もロケ弁ではなく市販のうどんでした。参加者の一部からは不満の声もあがっていましたよ」(エキストラのひとり)
ただ、出演する俳優たちの雰囲気は悪くないそう。
「松重豊さんや平田満さんなどのベテラン俳優が脇を固めています。経験豊富な彼らがいることで、現場もピリピリせず落ち着いた雰囲気になっているのかもしれませんね」(前出・映画業界関係者)
あの騒動がなければ、出演していたはずの裕太氏は今、どうしているのか……。
「8月初めに、高畑淳子さんが裕太さんと一緒に、天海祐希さん主演の舞台『子供の事情』を見に来ていたそうです。彼は髪はボーボー、ヒゲも生やして一見、本人だとわからないほどだったとか。裕太さんを連れてきたのは舞台の現場を見せて、裏方の勉強をさせるためではないでしょうか」(芸能プロ関係者)
裕太氏の件について、高畑の所属事務所に問い合わせたところ、
「プライベートなことに関してはこちらでは把握していないので、お答えすることはできません」
という返答だった。彼は現在23歳。まだまだ若く、青春期にある彼が、これから向かう場所はどこにあるのだろうか。