アメリカを代表するテネシーウイスキー「ジャック ダニエル」シリーズ

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アサヒビールは、4月19日に都内でブラウン・フォーマン社が製造するテネシーウイスキー「ジャック ダニエル」のPRイベントを開催。歴史・製法の説明や食とのマッチングを兼ねた試飲会が行われた。

【写真を見る】昨年発売されたシリーズ最高峰の「ジャック ダニエル ゴールド」

昨年、創業150年を迎えた「ジャック ダニエル」は、グローバルブランドベスト100に選出されているアメリカを代表するウイスキーのブランド。そのブランド力の高さは長年守り抜かれてきたこだわりと製法の質の高さにある。

例えば、蒸溜所敷地内の「ケーブスプリング」から湧き出る、ミネラル分が豊富なライムストーンウォーターを仕込み水に使用していることや、サトウカエデから作られた木炭をろ過する工程に使用するチャコール・メローイング製法を実施している点。そして、ウイスキーを熟成させる樽をすべて自社で製造していることだ。とりわけ、樽の再利用が多いウイスキー業界の中で新樽を製造していることは極めて珍しいのだそうだ。

今回の試飲会では「ジャック ダニエル ブラック(Old No.7)」「ジャック ダニエル テネシーハニー」「ジェントルマンジャック」「ジャック ダニエル ゴールド」の4種類が用意された。

イベントに登壇したブラウン・フォーマン ビバレッジス ジャパンのブランドマネージャー・奥村龍太郎氏は「ジャック ダニエル ブラック(Old No.7)」について「バニラやキャラメルのアロマが効いた香りと豊かで丸みのある甘さが特徴的。余韻も長く続き、全体的にバランスを追求したアメリカンウイスキーです」と説明した。

続く「ジャック ダニエル テネシーハニー」については「ジャックダニエルをベースに、ハニーの豊かな風味を加えた蜂蜜フレーバーの香るリキュールになります。ウイスキーを飲みなれていない女性の方からおいしいと喜ばれた甘さと飲みやすさが魅力で、ネットでもアイスクリームと相性が良いと話題になりました」と絶賛。3本目の「ジェントルマンジャック」については「優しすぎるくらい優しいアメリカンウイスキー。極めてスムースでなめらかな味わいにフルーティな香りがして、レアなテネシーウイスキーとして愛好家たちに知られています」と解説した。

また、今回テイスティングには出されなかったが、「ジェントルマンジャック」とは真逆の進化を遂げた力強い味わいを楽しめる「シングルバレル」の説明も行われた。

最後に、ジャックダニエルの最高峰に位置付けされる「ジャック ダニエル ゴールド」が登場。奥村氏は「ジェントルマンジャックから着想を得たウイスキーで、2度目のチャコールメローイングと2度目の樽熟成を経た、極めてリッチでスムースな味わいに仕上がっています」と力説した。

さらに、試飲の仕方についてはクラッシュアイスを使用したミストスタイルを推奨している。大きな氷を使ったオンザロックよりも甘さが際立つスムースな味わいになるとのこと。また、おつまみには「よく出されるチョコレートやレーズンではなく、カマンベールチーズにメイプルシロップをかけたものやクレームブリュレ、キャラメルポップコーンを一口、口に入れてから飲むと抜群の相性のよさを感じ取れると思います」とこだわりの楽しみ方を紹介した。

今回、ウイスキーのみの味を堪能する従来の飲み方を打ち崩し、クレームブリュレやキャラメルポップコーンなどおつまみと一緒に味わう新たな飲み方を提案してくれた。個人で楽しむのはもちろん、ウイスキー好きな人とおつまみと一緒に飲む、新たな飲み方を試してみてはいかがだろうか。【ウォーカープラス編集部】