ガッキー唇奪った星野源 集中砲火が一転、親近感に変わった理由
TBS系ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」に出演している星野源さんの好感度が一部界隈で急上昇している。
先週の放送では「新垣結衣の唇奪った問題」が世のガッキーファンに大きなショックを与え、インターネット上に恨み節が溢れたことは大きな話題になった。だがその後、「ある情報」が拡散したことで一転、星野さんに親近感を持つ男性が続出したようだ。
「出ない。...みくにゃんが出ない!」
2016年11月15日に放送された第6話では、星野さん演じる「津崎平匡」が新垣さん演じるヒロイン「森山みくり」と初めて唇を重ねた。そのあまりの衝撃に2ちゃんねるの実況版は大荒れとなり、一時はサーバーがダウンしてしまうほどだった。
ところが22日放送の第7話では、再びキスシーンがあったにもかかわらず、ネット上は不思議なほど穏やかだった。
理由としては(1)唐突さが際立った初キスと違い、心の準備ができる状況だったこと(2)2人のキスシーンそのものへの耐性ができたこと――の2点が挙げられそうだが、もう1つ重要な点がある。それは (3)「現実の星野さんがオタクだと分かったこと」だ。
ファンの間では有名な話だが、星野さんはかねてからアニメやゲームが好きなことを公言している。特にゲーム・アニメ「アイドルマスター」(以下アイマス)への思いは相当なもので、自身のラジオ番組で関連楽曲を流すことも珍しくない。
15年12月放送の「星野源のオールナイトニッポン」では、同年夏に西武ドームで開催されたアイマス10周年記念イベントに行ったことを明かし、「本当に一生の思い出」と感慨深げに振り返った。
さらに同ラジオでは、スマートフォン向けゲーム「アイドルマスター シンデレラガールズ」上で「めちゃめちゃ課金しました」とも告白。...にもかかわらず目当てのキャラ(前川みく)が出ないらしく「出ない。...みくにゃんが出ない!どういうことなんだ!おい!」と声を荒らげる場面もあった。
「リテラシーもってドラマを見てください」
星野源はアイマスP(プロデューサー/アイマスプレーヤーのこと)だった――。ネット上ではこの情報が「逃げ恥」ブームに合わせてじわじわと広まり、最近になって急拡散した。これにより、同じアイマスファンの間では、もはや星野さんは「俺のガッキーに何するんだ」と憤るべき対象ではなくなったようだ。ツイッター上ではここ最近、
「星野源が何してもアイマスPだから好感しかない」
「星野源がデレステやってるって話を聞いて株が急上昇中」
「星野源がデレステ課金ユーザーと知って一気に親近感沸いた」
「ガッキーに『そういうことしても、いいですよ』って言われて断る星野源はやはりアイマスPの鑑」
といった声が続々と上がっている。
なお「キス騒動」に関しては星野さん自身も22日未明放送のラジオ番組「星野源のオールナイトニッポン」の中で触れている。反響の大きさに驚きつつも、「違うんですよ。あれ僕じゃないですから。あれは平匡さんですから」と釈明し、
「皆さんちょっとそこはちゃんと線引きしてください。僕ではありません。しっかりとしたリテラシーをもってドラマを見てください」
と呼びかけた。