「孤独な生活」が与える悪影響は毎日タバコ15本と同程度のリスクがあると判明

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ご主人とけんかをするたびに「もう別れてやる〜!」などと心の中で叫んでいる人、きっと少なくないはずです。なかには密かに離婚に向けて準備をしている方もいるかもしれません。

しかし、離婚後に実家のサポートが期待できないなど、孤独に陥りそうな人は注意が必要かも……。

2010年に米ブリガム・ヤング大学の研究者らの調査によって、”孤独な生活は寿命を大幅に縮める”という研究結果が公開されました。

今回は同研究結果をもとに、孤独な生活がもたらす健康への悪影響を紹介します。離婚すべきか否か、大きな決断に迷っている方はぜひとも参考にしてみてください。

 

■孤独な生活は毎日タバコ15本と同程度の悪影響をもたらす

夫との関係に悩む毎日は気苦労が多いかと思います。しかし、その夫と別れた後をちょっと想像してみてください。

お子さんを引き取ったとして、あなたのご両親は健在ですか? 兄弟姉妹や親せきとの付き合いは充実していますか? ご近所との関係は……?

「そんなのない方が、むしろせいせいする」「子どもと一緒にやっていくから問題はない」と思うかもしれませんが、同研究によると、社会的な孤立は命を縮める結果になることが明らかになったそうです。

ここでは、平均年齢63.9歳、308,849人の被験者をもとに作られた人間関係と健康への影響に関する148本の研究をまとめ、分析を行いました。

その結果、孤独な生活は、なんと”毎日15本のタバコを吸った状態と同程度”の悪影響をもたらすのだそうです。なんとも見過ごせない数字ですよね。

孤独な状態が健康に与える影響力は

・毎日タバコを15本吸う

・アルコール中毒になる

と同じ程度だそうです。

さらに、

・運動をしない

・太っている

といった不健康な毎日よりも、ダメージがあるのだとか。

また、人付き合いが充実している人の生存率は、そうでない人と比べて150%高まるという結果も……!

 

■社会的な交流が生活習慣の意識向上に影響

では、どうして人との付き合いや社会的な交流が多い人の方が、そうでない人と比べて生存率が高いのでしょうか?

人との関係の中で何らかの役割を与えられると、義務感や目的意識を持つので、日常生活に張り合いが出ますよね。その影響により、自然と生活習慣をいい方向に変えようとする力が働くのだとか。

ここでは、平均で63.9歳と高齢期前期の方を対象にしていますが、研究者によると、孤独がもたらす心身への悪影響は年齢や性別に関係ないと言います。

インターネット上には、離婚をした果てに激しい孤独に悩まされている人の様々な声が散見されます。

離婚したのちに親や兄弟姉妹、親せきの十分な支えがあるか、同じような境遇の友だちを持てるかなど、孤独にならずに済む環境を確保できるかどうかを考慮したうえで、大きな決断を検討した方が良さそうですね。

 

以上、孤独な生活は心身ともに大きな悪影響をもたらすという研究結果をご紹介しましたが、いかがでしたか?

夫からの暴力がある、女性としての尊厳を踏みにじられているなど、一刻も早く逃げなければいけない場合は別の問題ですが、離婚したあとのリスクを考えず、双方改善の努力もなしに、一時の感情で「別れてやる!」と思ったときは、一度冷静になってこの話を思い出してみてくださいね。

(ライター 坂本正敬)

 

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【参考】

※ Social Relationships and Mortality Risk: A Meta-analytic Review - PLOS Medicine

 

【画像】

※ kai / PIXTA(ピクスタ)