夏といえばお祭り! 今夏、お祭りには行きましたか? 近所のお祭りはもちろん、各地の有名なお祭りを訪れに旅に出るのもいいかも! そこで今回は「2016年、行ってみたい! 日本のお祭りランキング」をご紹介します。株式会社エイチ・アイ・エスが、旅好きのSNSフォロワーを対象に行なった調査をもとに集計した、人気のお祭りトップ10をお届します!

2016年、行ってみたい! 日本のお祭りランキング結果1位:東京高円寺阿波おどり【東京都】

都内で楽しめる本格的な阿波おどり!
1957年、高円寺の街おこしにと、ひとつの商店街から生まれたお祭り。隣接する商店街、周辺町会・自治会に広がり、現在では約1万人もの踊り子が参加し、約100万人もの観覧者が詰めかける、東京の夏を代表するお祭りになりました。阿波おどりは400年余りの歴史を持つ徳島の郷土芸能ですが、徳島の阿波おどりに敬意を払いながらも進歩し続け、多くの人々を魅了しています。
開催日:8/27(土)・28(日) 17:00〜20:00(両日)
場所:JR高円寺駅、東京メトロ丸ノ内線・新高円寺駅周辺 商店街及び高南通りの8会場
アクセス:JR高円寺駅、東京メトロ丸ノ内線・新高円寺駅周辺

東京高円寺阿波おどり【東京都】

2位:青森ねぶた祭り【青森県】

重要無形民族文化財に指定された、日本を代表する祭り
毎年約300万人もの観覧者が詰めかける「青森ねぶた祭り」。高さ5m、幅9m、奥行き7m、重さ4tにもなる20数台の大型がねぶたが出陣し、8/2〜6は夜に、最終日の8/7は昼に、青森市中心部約3.1kmのコースを練り歩きます。1台のねぶたに多い時には2,000人ものハネト(踊り手・踊り子のこと)が参加します。国の「重要無形民族文化財」に指定されている、日本を代表するお祭りのひとつ。
開催日:8/2(火)〜7(日)
場所:青森県青森市中心部
アクセス:JR青森駅すぐの新町通りと国道4号線の間の区間

青森ねぶた祭り【青森県】

3位:阿波おどり【徳島県】

世界的にも知られる400年の歴史を誇る祭り
約400年の歴史を持ち世界的にも知られる「阿波おどり」。例年約130万人もの観覧者が全国から集まり、踊り子は約10万人にものぼる全国最大規模の阿波おどり大会です。「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃそんそん♪」と、心地よい掛け声と熱気を感じる事ができます。
開催日:8/12(金)〜15(月)18:00〜22:30
場所:徳島県徳島市中心部
アクセス:JR徳島駅から徒歩約10分程度の場所に6つの演舞場があります。

阿波おどり【徳島県】

4位:祇園祭【京都府】

ユネスコ無形文化遺産の山鉾行事は見もの
毎年7/1から1か月間に渡って行なわれる八坂神社の祭礼で、日本三大祭の1つに数えられる「祇園祭」。およそ1100年前、祇園の神を祀り、災厄の除去を祈った事が始まりと伝えられています。33基の山鉾巡行(やまぼこじゅんこう)が祭りの見所。「京都祇園祭の山鉾行事」はユネスコ無形文化遺産に登録されています。
開催日:7/1(金)〜7/31(日)
<前祭(さきまつり)の山鉾巡行>7/17(日)、
<後祭(あとまつり)の山鉾巡行>7/24(日)
場所:京都府京都市 御池通、河原町通、四条通り
アクセス:JR京都駅から市バスで「祇園」まで約20〜25分。

祇園祭【京都府】

5位:沖縄全島エイサー祭り【沖縄県】

夏の沖縄の風物詩
毎年、旧盆明けの最初の週末に行なわれるお祭り。「エイサー」とは盆踊りにあたる沖縄の伝統芸能のひとつで、沖縄ならではの三線(さんしん)、歌、太鼓のリズムに合わせ、沖縄本島各地から選抜された青年会などの団体や、全国の姉妹都市や協賛団体からのゲストが集い、踊りながら街を練り歩きます。初日は胡屋十字路周辺で、中日と最終日は沖縄市コザ運動公園陸上競技場が会場となります。
開催日:8/26(金)〜28(日)
場所:胡屋十字路周辺、沖縄市コザ運動公園 陸上競技場
アクセス:沖縄県・那覇市街地からクルマで約60〜90分。

沖縄全島エイサー祭り【沖縄県】

6位:秋田竿燈(かんとう)まつり【秋田県】

見事なバランスで竿燈を操る妙技は必見
国重要無形民族文化財に指定され、宮城県の「仙台七夕まつり」、青森県の「青森ねぶた祭」と並ぶ、東北三大祭りのひとつ。もともとは、ねぶり流し(「ねぶり」は眠り、病に伏すことを指し、真夏の病魔や邪気を払うために行なわれていた)行事が原型とされています。稲穂に見立てた「若」と呼ばれるいくつもの提灯をぶら下げた長い竿を、肩や額、腰などに乗せてバランスを取ります。見事にバランスを保ちながら竿燈を操る妙技は必見!
開催日:8/3(水)〜6(土)
場所:秋田県秋田市 竿燈大通り(夜本番)
アクセス:JR秋田駅から夜本番が行なわれる竿燈大通りまでは徒歩約15分。

秋田竿燈(かんとう)まつり【秋田県】

7位:越中八尾おわら風の盆【富山県】

ボンボリが灯る風情ある町で踊られる優美な舞
毎年9/1〜3の3日間行なわれる、300年余り続く伝統的な盆踊り。毎年3日間で20万人以上の観覧者が訪れます。ボンボリがともる風情ある町で、三味線と胡弓(こきゅう)の音色に合わせて、叙情豊かにしっとりと優美に舞う踊りは人々を魅了します。
開催日:9/1(木)〜3(土)、前夜祭は8/20(土)〜30(火)
場所:富山県富山市八尾町
アクセス:JR高山本線越中八尾駅周辺

越中八尾おわら風の盆【富山県】

8位:長崎くんち【長崎県】

異国文化を取り入れたダイナミックなだしもの
毎年10/7〜9の3日間、開催される長崎の氏神「諏訪神社」の秋季大祭です。1634年(寛永11年)、2人の遊女が諏訪神社前に謡曲「小舞(こめえ)」を奉納したことが起源とされており、この奉納踊は、国指定重要無形民族文化財に指定されています。異国文化が取り入れられ、ダイナミックな演し物を楽しむことができます。
開催日:10/7(金)〜9(日)
場所:長崎県長崎市 諏訪神社
アクセス:JR長崎駅から路面電車で約6分、諏訪神社前下車、徒歩で諏訪神社まで約5分。

長崎くんち【長崎県】

9位:天神祭(てんじんまつり)【大阪府】

1000年もの長い歴史を誇る祭り
東京の神田祭、京都の祇園祭と共に日本三大祭りの1つに数えられ、毎年130万人もの観覧者が集まります。
大阪天満宮には菅原道真が祀られており、市内の繁栄を道真公の御神霊に見ていただき、更なる繁栄を祈願するために巡行。祭りのクライマックスには神様にお供えする奉納花火が、大川を挟んで2か所から打ちあがり、夜空を華やかに彩ります。
開催日:<宵宮(よいみや)>7/24(日)・<本宮(ほんみや)>25(月)
場所:大阪府大阪市 大阪天満宮
アクセス:JR大阪天満宮駅、または地下鉄南森町駅から徒歩約5分。

天神祭(てんじんまつり)【大阪府】

10位:仙台七夕まつり【宮城県】

8月に行なわれる鮮やかな七夕飾りが人々を魅了
一般的に七夕といえば7/7に行なわれますが、本来は旧暦7/7の行事として全国各地に広まっていました。その季節感にあわせるため、仙台七夕まつりは新暦に1か月足した暦である中暦を用いて、現在の8/6〜8/8に開催。
高さ10m程の笹飾りは5本1セットで、頂点には丸いくす玉が。これは故人の霊を慰めるためのもので、終戦直後からこの形になったといわれています。毎年華やかな七夕飾りを見に200万人を超える観光客が訪れます。
開催日:8/6(土)〜8(月)
場所:宮城県仙台市 市内中心部および周辺商店街
アクセス:JR仙台駅前周辺

仙台七夕まつり【宮城県】

伝統的な祭りが、本場から全国各地で夏の風物詩として受け継がれ、人々に愛され続けていることが伝わってくるランキングでした。ぜひこの夏は各地で盛り上がりを見せる祭りへ足を運んでみてはいかがでしょうか。

【参考】※ 株式会社エイチ・アイ・エス