バイエルンのザマーSDが辞任、脳の病気は完治

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▽バイエルンは10日、スポーツディレクター(SD)を務めるマティアス・ザマー氏(48)が辞任することを発表した。

▽バイエルンは4月の段階でザマーSDについて「脳に軽度の血行障害が見られる」と発表していた。治療を受け、辞任を発表したザマーSDは公式サイトで次のように語っている。

「私は100%だ。回復した。しかし、健康ではあるものの週7日、クラブに自らを捧げることはできない。休養が必要なため、24時間、クラブのために尽くすことはできないんだ」

▽ザマー氏は、ディナモ・ドレスデンやシュツットガルト、インテル、ドルトムントでプレー。東ドイツ代表やドイツ代表でも活躍し、現役引退後はドルトムントとシュツットガルトで監督を務めた経験もある。2012年からバイエルンのSDに就き、バイエルンのリーグ4連覇、3度のDFBポカール優勝、チャンピオンズリーグ優勝をクラブにもたらしていた。