これには作品を作ったジェームズ・ワン監督も驚き……? - 映画『死霊館 エンフィールド事件』のポスターとワン監督
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 事実は小説よりも奇なりという言葉があるが、まさにその言葉通りのような事件がインドで発生した。

 Times of India やAceShowbizなどによると、現地時間16日、インドの都市・ティルヴァンナーマライで、ジェームズ・ワン監督の映画『死霊館 エンフィールド事件』(日本公開:7月9日)の上映中、60代のG・ラム・モハンさんが映画のクライマックス近くで胸の痛みを訴え気絶。現地の警察は、モハンさんは病院に運ばれたがそのまま亡くなったと明かしたという。

 『死霊館 エンフィールド事件』は実際にアメリカで起こった心霊事件を映画化した作品。そのホラー映画を鑑賞中に、亡くなったということだけでもオカルトめいた何かを感じられる事件だが、この事件で最も奇妙なことが起きたのはその後。医療スタッフがモハンさんと共にいた友人のH・プラサドさんに、検死のため遺体を政府の大学病院に移すよう依頼。だが男性の遺体はプラサドさんと共に、行方不明になってしまったという。

 The New Indian Express によると、警察ではプラサドさんが意図的に遺体を別の場所に運んだという見方が強く、ゲストハウスに遺体とプラサドさんがいるものと考えられているとのこと。だが被害届が出ていないため、調査の手は止まりつつあるという。(編集部・井本早紀)