身体をひねるだけ!「梅雨のダルさがスッキリする」ストレッチ

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梅雨時期の暑さと湿気は、いつも以上に体力を奪います。

美意識の高い女性でも、この時期だけはダラけてしまいモチベーションが下がりやすいのではないでしょうか?

やる気が起きないこの時期を乗り越えるには、体内の余分な水分を排出する湿気取りストレッチがおすすめです。

そこで今回は、ヨガインストラクターの筆者が、この時期必ずレッスンに取り入れる梅雨メニューの中からひとつをお伝えします。

■梅雨時期は体内に水分が停滞してだるくなる

湿気の多い梅雨時期は、体内の水分バランスが崩れやすくなります。外気の湿気、暑さにより自律神経が乱され、体内に水分が停滞しやすくなるのです。

この影響でむくみが酷くなるなどして体が重だるくなってしまうのです。

■水分を多めに取る場合は塩分も補給して!

汗で水分を奪われやすい時期には水分補給が必須ですが、やみくもに水を大量に飲めばいいわけでもありません。

水分を取りすぎて体内の塩分濃度が薄まると、余計に体がだるくなる場合があります。水をたくさん必要とするこの時期は、水分と一緒に少量の塩分を取ることも参考にしてみてください。

■老廃物はゴッソリ分解!胃腸と肝臓機能を整えるヨガストレッチ

湿気に負けない体をキープするため、体内の循環や解毒作用がスムーズに働くように関係する臓器のケアをしておきましょう。

(1)両足を揃えて立ち、両手を頭上に上げます。頭の後ろで両手をクロスし手のひらを合わせましょう。この時目線は正面にして、頭を下げないようにしておきましょう。

腕をしっかり頭の後ろに持って行くことがポイントです。胸を開き肩甲骨周りを解しやすくし、血行を促します。肩が痛い場合は、腕は上げられる範囲で行います。

(2) 左足を右足の前に移動して足をクロスさせます。

(3)息を吸いながらお腹を伸ばし、息を吐くタイミングで上体を右方向へ傾けていきます。

足の裏が浮かないように注意しながら、お腹や腰が反ってしまわないように注意しましょう。

(4)深くゆっくりと呼吸しながら20秒ほどキープします。

(5)ゆっくりと元の状態に戻ったら、腕と足を組み替え反対側も同様に行います。

■余裕があったらチャレンジ!

(3)のポーズのままさらに上体を左方向へひねって顔を斜め左上方向へ向けてみましょう。

体側がひねられる事により胃腸や肝臓へのマッサージ効果が高まります。ウエストシェイプの効果も期待!

いかがでしたか? 体内の水分バランスが崩れやすい梅雨時期は、水分補給と重ねてむくみケアや解毒作用をスムーズにしておくケアが必要です。だるさを乗り越え、梅雨時期も快適に過ごしましょう。

【筆者略歴】

yuuka ・・・ 『マナヨガ』代表。ヨガ、整体、体幹トレーニング、ウォーキング等、研究を続け『マナメソッド』を発案。本来持っているその人の個性や美しさを引き出すことで定評があり、現在パーソナルトレーニングは予約待ち状態。

【画像】

※ Yuriy Rudyy / shutterstock