©Disney 撮影 / MezzoMiki

写真拡大

2016年6月16日から7月7日まで、東京ディズニーランドと東京ディズニーシーで開催される「ディズニー七夕デイズ」。

【写真満載】TDL/TDS 2016「七夕グリーティング」フォトギャラリー

ミッキーやミニーをはじめ、ディズニーの仲間たちが、七夕限定コスチュームで登場する「七夕グリーティング」を速報でご紹介。

七夕イベントの歴史も振り返ります!

3週間開催! グルメも増加!「ディズニー七夕デイズ」がパワーアップ

初夏の恒例イベントとなった東京ディズニーリゾートの期間限定プログラム「ディズニー七夕デイズ」。

2016年の最大の特徴は、3週間に延長された開催期間。

前年までは約2週間の開催でしたが、より長く楽しめる様になりました。

併せて、これまでは、七夕のスペシャルメニューが提供されるレストランは、両パークで1つずつだったのですが、今回は増えたのも嬉しいところですね。

それでは早速、メインとなる期間限定プログラム、両パークで行われた「七夕グリーティング」について、速報でお伝えします。

また、このプログラムのこれまでの歴史についても触れてみたいと思います!

東京ディズニーランド「七夕グリーティング」速報!

恒例となった東京ディズニーランドの七夕が今年もやってきました!

おなじみのワールドバザール中央には“ウィッシングプレイス”が登場。

ミッキーマウスの形が可愛らしい「吹き流し」が目を引きます。

この周辺で浴衣姿のキャストが配布してくれる“ウィッシングカード” に皆さんの夢や願いを書いて結ぶ事ができます。

そして、おなじみとなった「七夕グリーティング」では。ミッキーマウスやミニーマウスの他、大勢のディズニーキャラクターがパレードルートに登場します。

2016年の「七夕グリーティング」も、先頭は、彦星と織姫をイメージしたコスチュームを身にまとったミッキーマウスとミニーマウスが、人力車に乗って登場。

その他のキャラクターも大勢登場します。

「七夕グリーティング」は、基本的に停止をしない、通過型のパレードとなります。

その反面、乗り物に乗っていない各キャラクターは比較的自由に動けるので、パレードルート沿いで観覧すれば、各キャラクターと触れ合えるかもしれません。

そして何度か「七夕グリーティング」をご覧になっている方にはおなじみの、毎年ミッキーの人力車を引いてくれている、あの笑顔の男性も健在!

ミッキーとともに、このグリーティングパレードには欠かせない存在となっています。

ミッキーとともに、この素敵な笑顔を見ると、夏がやってくるなー! と感じる方も多いのではないでしょうか。

【出演キャラクター】
ミッキーマウス・ミニーマウス(人力車で登場)
ドナルドダック、デイジーダック、プルート、グーフィー、チップ、デール、クラリス、マックス、ラプンツェル、フリン・ライダー、ベル、王子、白雪姫、プリンス、シンデレラ、プリンス・チャーミング

■東京ディズニーランド「七夕グリーティング」
実施場所:パレードルート
実施回数:1日2回
実施時間:約25分
総出演者数:32名

東京ディズニーシー「七夕グリーティング」速報!

東京ディズニーランドと同じく、彦星と織姫をイメージしたコスチュームを身につけたミッキーマウスやミニーマウスをはじめ、ディズニーの仲間たちがプリンス&プリンセスたちとともに船でハーバーに登場。

七夕でおなじみの曲に合わせ、15周年のメッセージでもある「願い(ウイッシュ)」がかなう様に願いをかけながら、ゲストにあいさつをしてくれます。

2016年の七夕は、東京ディズニーシー15周年。

それに併せて、なんと音楽も最後に15周年のテーマ曲がアレンジされています。

キャラクターの乗る船は上陸せず、ハーバーを周回する様な動きをする、シンプルなグリーティングショー。

海にできるだけ近い位置の方が、より楽しめるかもしれませんね。

船上のキャラクターは、位置を変える事もありますが、少し遠いのでお目当てのキャラクターの写真を撮るのはなかなか難しいかもしれません。

そこでひとつ、こんなおすすめ鑑賞場所をご紹介。

最初にこの船が登場し、最後に帰って行く石造りの橋「アクアダクトブリッジ」があります。

この橋のプロメテウス火山側の通路沿いは、最後にキャラクターが帰っていく時、後方には植栽や建物があるため、各キャラクター達はほぼ必ずこの通路側を向いてくれます。

こんな意外なスポットもおすすめです。

【出演キャラクター】
ミッキーマウス、ミニーマウス、ダッフィー、シェリーメイ、アラジン、ジャスミン、アリエル、エリック

■東京ディズニーランド「七夕グリーティング」
実施場所:メディテレーニアンハーバー
実施回数:1 日 2 回
実施時間:約12分
総出演者数:8名

意外に知らない? 東京ディズニーリゾートの七夕の歴史

この時期の恒例となった、「ディズニー七夕デイズ」。

言うまでも無く、日本の伝統行事である七夕をモチーフにしています。

意外にも、東京ディズニーリゾートでの歴史は、それほど古くはないのです。

さかのぼる事、約18年前、東京ディズニーランドの15thアニバーサリーで開催されていた「ディズニー・スターフェスティバル」がその始まりです。

東京ディズニーランド15thアニバーサリーの一つとして、開催されたこちらの企画は、当時はなんとたった一週間だけという、非常に短いものでした。

当時は、小さなフロートにミッキーが乗る、非常に小規模なシンプルなものでした。

その後、2007年から現在の様なミッキー、ミニーが人力車に乗って登場するものになりました。

ただ、この頃は現在のパレードルートを一周するのではなく、ワールドバザールのレストラン、「イーストサイド・カフェ」の脇から登場し、シンデレラ城前を一周して戻ってくる、と言うシンプルなものでした。

しかも時間が公表されておらず、いつ出てくるかわからない……というものだったのです。

現在の様にツイッター等が普及していなかった頃ですので、皆さん思い思いの予想をしながら待っていた事もありました。

その後、2008年からは現在のパレードルートになりました。

そして、フロートも追加され、開催期間も2週間へ。

キャラクターも徐々に増えるなどの経過を辿りながら、現在の形になりました。

そして今年2016年からは、3週間の期間で開催され、グッズやスペシャルメニューも増え、楽しみが広がりました。

意外に新しい東京ディズニーシーの七夕の歴史

東京ディズニーシーでは、さらに歴史が浅く、3年前の2014年から開催されている、新しいイベントです。

ただ、アメリカンウォーターフロントに日本の伝統の七夕って、なんだか似合わない気も……しませんか?

このアメリカンウォーターフロントの舞台となっているニューヨークは、古くから “人種のるつぼ” と言われ、様々な国や地域の人々が生活を共にしている地域です。

そんな多くの文化が交じり合うからこそ、多くのものを受け入れる寛大な文化が生まれた……と言ってもいいのかもしれません。

そんな中、例えばこのエリアにあるレストラン「櫻」。

オーナーは日系移民のチャーリー田中。

また、レストラン「セイリングデイ・ブッフェ」の中、トイレ入り口の近くにある、この貨物倉庫で働いていると思われる従業員のタイムカードには「Takahashi」という日本人の名前も見られます。

この様に、このアメリカンウォーターフロントでは、多くの日系人や日本人も生活しているのです。

真相はわかりませんが、ひょっとしたら、東京ディズニーシーの七夕は、そうした日本の文化と伝統を伝えようとしている日本人が行っているのかもしれませんね。

そう考えると、この「異国の七夕」も更に深いものに感じられるかも…?