2008年は構造改革・規制緩和の負の側面である貧困や格差問題がクローズアップされた年であった。とりわけ労働法制など雇用問題では従来の規制緩和路線から一転、労働者の保護と処遇改善を図る動きが目立った。雇用課題について、この一年を振り返った。改正パート労働法が施行パート労働者の処遇改善を目指した4月の改正パート労働法施行を踏まえてパート・アルバイトの非正規労働者の正社員化など処遇改善に積極的に乗り出す