世界的な経済不況の中で企業各社は生き残りをかけた事業構造改革を強いられている。先行き不透明の中で会社内にも閉塞感が漂いがちであるが、こういう時期こそ経営者と従業員が一体となり、将来を見据えた経営再建に取り組むべきである。バブル崩壊後の平成大不況でも苦境に陥った企業の多くは経営戦略の抜本的見直しを迫られ、さまざまな改革を断行してきた。選択と集中による事業部門の統廃合やM&Aをはじめとする事業構