詐欺の「売り上げ」ノルマに届かなければ、地下の密室に放り込まれ、拷問を受ける。さらに、暴行や拷問で瀕死になった人から臓器を摘出し、売却していた疑いまで浮上している。タイ軍は2026年9月、カンボジア国境付近に存在した巨大な国際詐欺拠点を、ASEAN=東南アジア諸国連合の監視団や報道陣に公開した。今回のタイ側の公開によって、詐欺拠点の内部で人々が暴力によって支配されていたとみられる実態の一端が浮かび上がった。