毎年のように大地震、水害に襲われている現状を見れば、防災を専門とした官庁、防災庁を設置することは必然とも言える。その設置は石破茂前首相の悲願とも言えるものだったが、長年、党内でも異論は多く、実現にはかなりの時間がかかった。実は高市早苗首相もかつて、総裁選(2021年)における討論の場で、防災庁に関しては「新たな縦割りを生んでしまうのではないか」と述べ、慎重な立場を示していた一人である。