YouTubeチャンネル「うたラン/ UtaRun SUI」が「ヴェイパーフライ4% フライニットで先月に勝てるのか?元箱根駅伝ランナー大森さんの解説付き!5kmタイムトライアル!サブスリーへの道#24」と題した動画を公開した。シンガーソングランナーのSUIが、新しいシューズ「ナイキ ズーム ヴェイパーフライ 4%」を着用し、5kmのタイムトライアルに挑戦する様子を収めている。今回は、元箱根駅伝ランナーで株式会社ラントリップ代表の大森英一郎氏が解説として参加し、先月の自己ベスト(19分28秒)の走りとの比較実況を行った。

序盤は、ヴェイパーフライの反発力に手応えを感じていたSUI。自己ベストを記録した先月の走りと並走する映像では、今月の方が明らかに足音が大きいことが指摘された。

動画中盤、大森氏は自身の現役時代の調整方法について言及。記録会の前日や前々日には、1000mや2000mを走り、身体に刺激を入れていたと明かした。「潤滑油を塗ってる感覚」で身体をなじませることが重要だと語り、本番に向けて練習を落としすぎると、かえって身体が軽く感じられ、空回りしてしまう危険性を説明した。

3kmを過ぎると、SUIのペースが徐々に落ち始める。「なんでこんな苦しいのに4分切れてないの」と葛藤しながらも、「とにかく20分は切らねば」と粘りの走りを見せる。ラストスパートをかけるものの、最終タイムは19分53秒となり、惜しくも自己ベスト更新には届かなかった。

レース後の反省会では、大森氏が失速の要因として「ピーキング」の課題を指摘。今回は疲労を抜くために短いインターバルトレーニングを中心に軽く仕上げたことで、身体が上ずってしまい、前に進む力になりきれなかったのではないかと分析した。

本番当日に最高のパフォーマンスを発揮するためには、直前の練習量や疲労の抜き方が大きな鍵を握る。タイムが伸び悩んでいるランナーは、大森氏のアドバイスを参考に、自身のコンディショニング方法を見直してみてはいかがだろうか。