NY時間の終盤に入ってドル円は150円台前半での取引が続いている。150円ちょうど付近で売買が交錯していたが、ロング勢が売りを吸収したようだ。朝方発表の9月の米小売売上高が予想以上に強い内容となったことで為替市場はドル買いが優勢となっている。 米小売売上高は米個人消費の底堅さを示し、短期金融市場ではFRBの利下げ期待を若干後退させている。11月は80%超の確率で0.25%の利下げを見込んでい