記録的な大雨に見舞われた石川県の能登半島北部では、輪島、珠洲、能登の3市町で37か所の避難所に計621人が身を寄せている。大半が元日の地震で被害を受けた「二重被災者」で、生活再建の途上で避難所生活に逆戻りした住民たちは途方に暮れている。行方不明者らの捜索では25日、輪島市久手川(ふてがわ)地区で新たに1人の遺体が見つかり、死者は計9人となった。県警が身元の確認を進めている。避難所となっている輪