大分県内各地にさまざまな爪痕を残した今回の台風。 その影響や被害の状況を見ていきます。 大分県内は29日、線状降水帯が発生し、その後も、記録的な雨が降り続けました。降り始めからの雨量は、由布市湯布院で635.5ミリ、佐伯市佐伯で614.5ミリを観測しました。どちらも平年の8月の1か月に降る2.5倍近くの雨量がわずか3日程で降ったことになります。 猛烈な風も吹きました。最大瞬間風速は佐伯市蒲江で、35.8メートルを