全国労働組合総連合(全労連)・国民春闘共闘委員会は6月20日、最低賃金を全国一律に「時給1500円以上」とする法改正の実現を求めて、厚生労働大臣に要請した。全労連によると、2023年に改定された最低賃金の加重平均は、前年の961円から1004円まで引き上げられたが、全国で1000円を上回る地域は8つにとどまり、最高額の東京(1113円)と最低額の岩手県(893円)との差は220円になっている。全労連などは「最低生計費」を27地方で