近年は不振を極めていたガンバ大阪が台風の目となっている。今季からクラブ史上初のスペイン人指揮官ダニエル・ポヤトス氏を招聘するも、開幕14戦わずか1勝で最下位。監督の去就問題に揺れたが、以降の12戦で8勝2分2敗。この間に22得点を挙げて、順位も11位まで急浮上。表看板の「攻撃サッカー」が蘇ったうえでのV字回復は本物だ。そんな快進撃を続けるチームで、今やリーグを代表する左サイドバック(SB)として活躍する黒川圭介