太陽よりもずっと重い恒星がその生涯を終える時、その中心核は収縮して「中性子星」と呼ばれるコンパクト星を残します。中性子星は宇宙で最も高密度な物質とも言われており、その表面ではしばしば “熱核爆発” が発生します。この爆発現象ではX線が何度も放出されることから、中性子星の表面で発生する爆発現象は「I型X線バースト」 (※) 、X線バーストを起こす天体は「X線バースター」と呼ばれています。※…X線バーストにはI型