元K−1WORLD GPスーパーバンタム級王者からボクシングに転向し、昨年3月にデビューした武居由樹リング上でひとりだけ異なるリズムを刻んでいる。たとえるなら、多くがカスタネットでリズミカルな音を奏でる中、力いっぱい和太鼓を叩き、大きな音を響かせる。その残響は観客の心を震わせ、強烈なインパクトを残す。異質で唯一無二。武居由樹(たけい・よしき/大橋ジム)はそんなボクサーだ。【画像】武居由樹のトレーニングの様子