※この記事は2019年12月16日にBLOGOSで公開されたものです 「財政赤字でも政府は財源を気にせず政府支出すべき」というMMT理論が国内外で注目を集めている。「反緊縮」経済政策を訴える政治家に援用される機会が増える一方で、懐疑的な見方も強い。 MMTとは一体どんな理論なのか、どういった点が注目を集めているのか。反緊縮政策を主張する経済学者で、同理論の第一人者L・ランダル・レイ氏の著書『MMT 現代貨幣理論入門』の解