有馬純(東京大学公共政策大学院教授)【まとめ】・グラスゴー気候協定、「1.5℃上昇に抑制するよう努力することを決意」で合意。・そのために、2030年の全世界のCO2排出を2010年比45%削減。・1.5℃目標の破綻は数年もせずに誰の目にも明らかになるのではないか。11月6日〜13日にかけてCOP26に参加してきた。2000年のCOP6に参加して以来、16回目になる。自分が交渉官として参加したCOP6、COP6bis, COP7は京都議定書の詳細ルール交