ITを駆使して、人手を介さずにフード宅配の注文と配達員のマッチングが行われるウーバーイーツ。世界的にメジャーな「プラットフォーム型労働」であり、企業側の経営方針と配達員の要求の間に軋轢も生まれている。配達員たちで結成された「ウーバーイーツユニオン」の執行委員長をつとめる土屋俊明(45)は「我々は人間扱いされていない」と強い批判を展開し、報酬、労災、補償などの仕組みの改善を求めている。一方、就職氷河期世