差別問題をはじめとする「タブー」にどう向き合うかは、その企業の価値を大きく変化させる。マーケティングに詳しいライターのトイアンナ氏は「ナイキはCMであえて差別問題を取り上げ、話題を集めた。一部の顧客は離れたかもしれないが、新たなファンも獲得したはずだ。一方、DHC会長の差別発言は顧客離れだけを引き起こす『悪い炎上』になった」という――。写真=iStock.com/kieferpix※写真はイメージです - 写真=iStock.com