2016年度の全国企業倒産は8381件で、8年連続で減少したことが東京商工リサーチの調べで分かった。1990年度以来26年ぶりに上場企業の倒産がなかった。2016年度(2016年4月〜2017年3月)の負債額1000万円以上の企業倒産件数は8381件で、前年度に比べ3.4%減だった。8年連続の減少で1990年度(7157件)以来の26年ぶりの低水準となり、2年連続で9000件を下回った。低水準が続いている背景について、東京商工リサーチは「金融機