CBS MarketWatchによると、6月30日の米債券市場は、同日午後に米FRB(連邦準備理事会)が政策金利であるFF(フェデラル・ファンド)金利の誘導目標を9回連続で引き上げ、3.25%にすることを決定したものの、低インフレと景気低迷が今後も続くとの観測から、米国債が買われた。指標の10年国債の利回り(債券価格とは反対に動く)は、心理抵抗線の4%を引き続き下回る3.94%(前日値3.98%)だった。【了】