まだ20世紀だった頃。ドラフトには「サプライズ」や「隠し玉」がつきものだった。近年、そんな“驚き”は少なくなったなぁと思っていたところ、今年は久しぶりに意外性の多いドラフトだったのではないだろうか。外れ1位で5球団が競合。準硬式野球部の選手が2人。軟式野球チームの選手が1人。2メートル超えの台湾人選手……。才能の芽を逃すまいという各球団編成・スカウトの苦労には頭が下がるばかりだ。そんな今だからこそ