「ブラック企業」という言葉が根付いてきたとはいえ、まだまだ企業の「ブラック」なエピソードがなくなることはありません。『雨宮鬱子の証券会社で働いたらひどい目にあった』(雨宮鬱子著、宙出版刊)は、新卒でブラック企業に入社し、2年目で休職、退職した著者が、マンガで過酷な労働環境やうつ病になった経緯、そしてその後の経過などを描いています。精神論が支配する超体育会系の会社、横行するモラハラやセクハラ、社内政