「流し」という仕事を知っているだろうか。流しとは、ギターなどの楽器を持って酒場をまわり、客の要望に応えて歌の伴奏をし、さらに自らも歌う者のこと。もしかしたら、飲み会の席などで、流しに遭遇したことがある人もいるかもしれない。この「流し」から仕事術を学ぶことができる。本書『流しの仕事術』(パリなかやま著、代官山ブックス刊)では、文章と松山ミサ氏のイラストと動画で、現代を生きる流し。パリなかやま氏の日常