「ふんどし」といえば、あなたは何を連想するだろう。大半の人は、お祭りで汗ばむ肌をこすり合わせながら熱気をムンムンに放つ男衆だったり、相撲の“まわし”を思い浮かべた人も多いのではないだろうか。戦国武将は、戦のときには必ず赤のふんどしを締めて出陣していたというくらいだから、ふんどしとは古来から男のシンボルを立派に守る勝負アイテムなのだ。しかし近代になり、普段からふんどしを身に付けるのは修行僧くら