今でこそ“転職”は当たり前になったが、たかだか20年前、1990年代頃までは終身雇用が当たり前であり、転職する人は少数派だった。それまでは一度企業に就職したら定年まで安泰という意識だったが、バブルがはじけたり、山一證券をはじめ大企業が倒産したり、リストラが次々に行われたりなど、世の中が目まぐるしく変わるにつれて、自分の人生は結局自分で守らないといけないという自衛意識や、自分の人生は自分で決めるといったキ