リック・ロスの捜索を呼びかけたビル・マーレイ

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 アメリカを代表する人気コメディアンで俳優のビル・マーレイ(64)が、リック・ロスと連絡が取れないとして、見かけた人に情報提供を呼びかけた。リックはマイアミ地区では「ボス」と呼ばれる巨漢の黒人ラッパー。これまで4枚のゴールドディスクを獲得する全米級のスターでもある。

 ビルは今後予定されているクリスマスショーに向けて、3月にリックとレコーディングしたものの、それ以来すっかり連絡が取れなくなってしまったのだという。

 ABCテレビの人気トーク番組『ジミー・キンメル・ライブ』に出演したビルは、

「僕とリックの共通の友人が、僕たちがクリスマスショーで一緒に曲をやるようにセッティングしてくれたんだ。無事にレコーディングは終わったんだけど、それ以来、彼の姿を見ていないんだ。撮影にも現れなかった。もしニューヨークで、300ポンド(約136キロ)の男を見かけたら教えてくれよ。彼とのレコーディングはすごく楽しかったのに、急にいなくなっちゃったんだ。トラブルに巻き込まれているか、もしかしたら死んでいるかもしれないからな」

 と語った。

 そんなビルは、テキサス州オースティンで行われているSXSWフェスティバルで撮影された同番組に登場した際、赤いドレスにウエスタンブーツ、テンガロンハットという出で立ちで姿を現してスタジオを湧かせた。

 司会者のジミーは、

「すごく可愛くて、キレイだね。本当に似合っているよ! きれいな脚してるね」

 と絶賛するとジミーは、

「僕はいつもジーパンにTシャツなんだけどね。今夜は特別だからおめかししてきたんだ」

 と返していた。ちなみに失踪中のリックは「ギャングスタ」のイメージが強かったがつい最近、過去に看守をしていたという経歴が発覚。ワルで売っていたものの、悪人を取り締まる側にいたことで賛否が渦巻いた。お騒がせ男ははたしてどこへ消えてしまったのか。

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