運行開始より25年間で約110万人が乗車したものの、2015年3月12日で最終運転を迎える寝台特急「トワイライトエクスプレス」が「2017年・春、TWILIGHT EXPRESS 瑞風(みずかぜ)デビュー。美しい日本をホテルが走る。」ということで、装いも新たに復活することが発表されました。

新たな寝台列車の列車名と食を監修する料理人について:JR西日本

http://www.westjr.co.jp/press/article/2015/02/page_6815.html

以下が公式サイトになります。

TWILIGHT EXPRESS 瑞風 MIZUKAZE

http://twilightexpress-mizukaze.jp/



ネーミングとロゴマークの由来については、「瑞風とはみずみずしい風のことであり、吉兆をあらわすめでたい風という意味もあわせ持ちます。「瑞穂の国」と呼ばれる美しい日本に、新しいトワイライトエクスプレスという風が幸せを運んでくる、そんな情景をイメージしました。MIZUKAZE の“M”を山並みに見立て、吹き抜けていく風をトワイライトエクスプレスの象徴である天使で表現しました」と書かれてあり、以下のような図案となっています。



中はどうなっているのかというと、まずは1両1室タイプの客室



1両1室タイプは全体がこのようになっており、まさに最上級客室



1両1室タイプバスルーム(バスタブ付)



1両3室タイプの客室



全部で10両編成、客室車6両・食堂車1両・ラウンジカー1両・展望スペース付き先頭車2両(編成両端)になっており、客室のクラスは「1両1室タイプ」と「1両3室タイプ」の2種類、定員は30名程度が予定されています。また、展望スペースは列車の前後左右に車窓があるタイプが列車前方、列車後方はオープンエアのデッキ付となっているため、走行中の風などを感じることができるとのことです。



実際にどのようなイメージで走るのかというのは以下のムービーを見るとよくわかります

【動画】新たな寝台列車「TWILIGHT EXPRESS 瑞風(みずかぜ)」:JR西日本

瑞風(みずかぜ) - YouTube

なお、運行エリアは京阪神と山陰・山陽エリア、運行中に沿線での立ち寄り観光を実施することになっており、動力方式はハイブリッド方式(ディーゼル発電機にて発電した電力とバッテリーアシストによるモータ駆動)、2017年春運行開始予定です。