ミランは27日、コッパ・イタリア準々決勝でラツィオに0−1と敗れた。ベスト8敗退となったが、監督人事に動きはないようだ。フィリッポ・インザーギ監督はミランのベンチにとどまる。

本田圭佑が51分から途中出場して復帰したミランだが、前半のPKによる失点を挽回できず、
リーグ戦での黒星に続き、同じラツィオに敗れてコッパ敗退となった。

だが、インザーギ監督が代償を払うことはないようだ。決断したのは、シルヴィオ・ベルルスコーニ名誉会長である。試合後すぐに決定した。

ベルルスコーニ名誉会長は自宅のテレビで試合を観戦し、試合後すぐにアドリアーノ・ガッリアーニ代表取締役に連絡。サポーターからの抗議で試合終了前にスタンドを離れなければいけなかった同代表取締役に対し、インザーギ監督への信頼を強調した。

ベルルスコーニ名誉会長は「フィリッポ・インザーギで前進する」と繰り返している。とりあえず、インザーギ監督はクビを免れた。