手倉森監督の下、強化を進めてきたU-21日本代表。来年3月のU-23アジア選手権予選がリオ五輪への第一関門となる。(C) SOCCER DIGEST

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 AFC(アジアサッカー連盟)は12月4日、マレーシアのクアラルンプールで来年3月に予定されているU-23アジア選手権予選の組み合わせ抽選会を行なった。U-23アジア選手権は、2016年に開催されるリオ五輪のアジア予選を兼ねている。
 
 抽選の結果、グループIに振り分けられた日本は、マレーシア、ベトナム、マカオと同居。3月27日にマカオ、同29日にベトナム、同31日にマレーシアと対戦することが決まった。
 
 2016年に行なわれる本大会には、A〜Jの各グループの1位および、各グループ2位のチームで成績上位の5チームと本大会の開催国カタールの計16チームが参加して行なわれる。リオ五輪のアジア枠は、3チームとなっている。
 
 抽選結果を受けて、手倉森監督は「マレーシアという暑いところでの試合で、12月の遠征(タイ、バングラデシュ)がちょうどいいシミュレーションになる。本大会に向けて、この予選から日本の可能性を示していきたい」と意気込みを語っている。
 
 また、ベトナムはかつて大宮、札幌などで指揮を執った三浦俊也氏が率いていることもあり、「対戦できることが高いモチベーションになる」とコメントしている。
 
 グループリーグの組分けは以下の通り。
 
グループA           イラク、オマーン、バーレーン、レバノン、モルディブ
グループB           ヨルダン、クウェート、キルギス、パキスタン、トルクメニスタン
グループC           サウジアラビア、イラン、ネパール、パレスチナ、アフガニスタン
グループD           アラブ首長国連邦、イエメン、タジキスタン、スリランカ
グループE           シリア、ウズベキスタン、インド、バングラデシュ
グループF           オーストラリア、ミャンマー、チャイニーズ・タイペイ、香港
グループG           朝鮮民主主義人民共和国、タイ、カンボジア、フィリピン
グループH          韓国、インドネシア、東ティモール、ブルネイ
グループI            日本、マレーシア、ベトナム、マカオ
グループJ           中国、ラオス、シンガポール、モンゴル