揺れを検知すると、声をかけてくれる。

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男は所帯を持つと、責任が増すらしいじゃないですか。「家族のために頑張ろう」と家庭を背負うからこその責任感。もはや、自分だけの体ではないのです。その頑張りは尊敬しますが、頑張り過ぎには気を付けていただきたいというか。
そして、もう一つ。自動車の運転にも細心の注意を払っていただきたいですね。安全運転こそが身を守り、それすなわち自身の身を守ることになるわけで。居眠り運転なんて、もってのほか!

そんなパパさんたちに、一つの情報をお教えしましょう。日産ソーシャルプロジェクト“にっちゃん”が立ち上げた特設サイト「FAMILY OMAMORI MAKER」にて家族写真をアップロードすると、家族を乗せた“セレナ型”のお守りが出来上がるとのこと。(抽選100名限定)
家族の車である日産“セレナ”。同車に搭載された安全運転のための先進機能『エマージェンシー・ブレーキ』を、エモーショナルに、広く世の中に伝えるため、サイトを立ち上げました」(担当者)

この“ファミリーお守り”、もう見てくれがハートウォーミングですよね。そして、それだけではなく確かな効果がある。とある大手運送会社では、運転手が常に携帯する手帳に「必ず家族の写真を貼りつける」ことを徹底しているそうです。
なぜ、徹底するのか? ここで、詳細なデータをご紹介しましょう。タクシーとトラックの運転手を対象に「家族の写真を車内に飾ると安全意識が高まると思う?」とアンケートしたところ、45.5%のドライバーが「安全意識が高まると思う」と答えているのです。「実際に、家族写真を車内に飾っている?」という設問ではタクシー運転手の9.3%、トラック運転手の7.1%が「飾っている」と回答。
「運転しながらイライラした時は必ず写真を見ます」、「いつも見守っていたい」、「お守り代わりに」なんてコメントも寄せられており、一人の個室である車中に家族写真が想像力を運んで来てくれるのは明らか。

しかもこの“ファミリーお守り”、車内で揺れを検知すると録音した音声が再生される「ボイス機能」があります。
「お守りの電源をONにし、ボタンを押しながら子どもの声や家族の声を吹き込むと録音されます。その音声は、急ブレーキなどの大きな揺れを検知して再生されます」(担当者)
子どもの声で「パパ、安全運転でね」と録音すれば、揺れを検知した時にお守りを介して子どもがドライバーに呼びかけるという案配です。

ちなみにこのお守り、祈とうなどは一切していません。その理由、そしてお守りとしての立ち位置を、解説していただきました。
「祈とうなどをする一般的なお守りが『神様に守ってもらう』という神頼み的な考え方なのに対し、今回の“ファミリーお守り”は『家族を想う気持ちが、ドライバーを守る。安全運転につながる』というインサイトに基づいた考え方です(担当者)

“ファミリーお守り”製作の応募締め切りは、11月28日の17時。
「小さなことかもしれませんが、このプロジェクトが広がることで世界からひとつでも交通事故が減ることを願っています」(担当者)
(寺西ジャジューカ)