セリエA前節でパレルモに敗れたミラン。4日、「カーザ・ミラン」のオフィスで行われた「ミラン基金」とブラウン社のイベントで、MF本田圭佑とMFナイジェル・デ・ヨングが会見に応じた。本田は次のように話している。

「僕たちはずっと良いプレーをしてきた。でも、最近の試合では勝つための大きなチャンスをつくることができなかった。理由は2つあると思う。一つはフィジカルコンディションだ。僕らはハードな練習プログラムをこなしているからね。そしてもう一つは、周囲が僕らに対して大きな注意を払っているということだ。僕らは新しいプロジェクトを始めたところだよ。土曜の試合も簡単にはならないだろう」

「土曜の試合では勝たなければいけない。自分たちが何者かを示さなければいけない。僕らは新しいプロジェクトを始めた。チームのことはとても気に入っているし、僕らはやれると思っている。僕はすべての練習、すべての試合で成長したい。それが自分に求めていることだ。もっとやらなければいけない」

「チームメートと監督はすごく助けてくれた。だからたくさんのゴールを挙げることができたんだ。最近の試合ではうまくやれなかったけど、自分が何者かをサポーターに示すために、ハードワークを続けていく」

一方、デ・ヨングはフィリッポ・インザーギ監督を擁護している。

「彼の責任じゃない。僕らは勝つときも負けるときも一緒だ。もちろん、うまくいかなければ、彼がまず非難される。テレビカメラの前に立ってくれるのは彼だからね」

「(リッカルド・)モントリーヴォは優れた選手で、僕らのキャプテンだ。彼は重要な選手であり、早く復帰できることを願っている。僕らは常に勝つために戦っている。でも、今は難しい時期だ。仕事をし、自分たちを信じなければいけない。自分たちの目標は3位か4位になることだとね。サンプドリア戦には自信を持って臨む」