シャルケのCL初勝利に一安心する内田「勝たなきゃでしょ」

　DF内田篤人所属のシャルケは21日、チャンピオンズリーグのグループステージ第3節でFW田中順也の所属するスポルティング・リスボンと対戦。打ち合いの末、4−3でシャルケが勝利を収めた。

　試合後のインタビューに応じた内田のコメントを、ブンデスリーガ日本語版公式HPが伝えている。

　3−1とリードした場面でPKを献上し、そこから同点にまで追いつかれた原因について内田は「自分たちのテンポで試合を進めていきながら、カウンターを気をつけないといけないのは分かっているんだけど、ちょっと落ち着いちゃうんだよね」と振り返った。

　試合は90分にマクシム・チュポ・モティングがPKを沈め、シャルケが土壇場で逆転。CLグループステージで初白星を手にした。内田は「勝たなきゃでしょ。監督も絶対勝てって言っていたし、アウェーで勝ち点3はどんな相手でもやっぱり難しいから」とホームでの勝利に安堵した様子を見せ、「まあ、勝てばOKでしょ。最後に上に行ければ良い。でも、その先を勝っていくためには1位で抜けたほうが良いと、やっぱり考えてしまいます」とコメントした。

　ロベルト・ディ・マッテオ新監督について問われた内田は、「そんなに変わらないけど」と答えながらも、「若手とかも含めてみんな競争意識は出たかな。練習中もピリっていうのが増えた」とチームの変化を語っている。

　1勝2分けで勝ち点を5にしたシャルケは次節、11月5日にアウェーで再びS・リスボンと対戦する。