地元誌、内田の攻撃力を評価するも「まだ100パーセントではない」

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 ブンデスリーガ第8節が18日に行われ、DF内田篤人が所属するシャルケと、FW原口元気と日本代表MF細貝萌が所属するヘルタ・ベルリンが対戦した。試合はオランダ代表FWクラース・ヤン・フンテラールとドイツ代表MFユリアン・ドラクスラーがゴールを決め、2−0でシャルケが勝利している。

 この結果を受け、ドイツ各メディアは採点を発表した(1が最高、6が最低)。

 大衆紙『ビルト』は先発の内田と細貝に加え、途中出場の原口ら日本人選手全員に「4」を付けた。

 ルール地域の地元誌『レヴィーア・シュポルト』は内田に「3」を付け、「コンディションで言えば、彼はいまだに100パーセントではない。しかし開始直後にフンテラールへ精密な横パスを出し、100パーセントのチャンスを作り出した。彼が攻撃の力強さを示したのは、このシーンだけではない」と、まずまずの評価を下している。

 だが、別の地元メディア『デア・ヴェステン』紙は「4」との採点。「8分に素晴らしい横パスを通したが、これを受けたフンテラールはゴールを逃してしまった。しばしばハーフウェーラインを超えてオーバーラップしたように、彼はシャルケで最も勇気のあるDFだった。しかし彼がやった多くのミスパスは防げるもの。今日の彼には正確さが欠けていた。さらにDFニコ・シュルツへのファウルでイエローカードをもらっている」とし、少々厳しい論調だった。