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8月24日、渋谷マウントレーニアホールにて、ピンク・ベイビーズデビュー後初となるワンマンライブ『ピンク・ベイビーズ☆ファースト・ライブ“はじめまして!ピンク・ベイビーズです。”』が開催された。ピンク・ベイビーズとは、昨年春にオーディションによって選ばれた14名で結成された、ピンク・レディーの楽曲を歌い踊り継ぐボーカルダンスユニット。会場は満員御礼。開演前のステージには大きなLED画面のピンク色の可愛いテレビジョンが設置され、“Pink Babies”のロゴマークが映っている。

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突然BGMが波音に変わり『渚のシンドバッド』のイントロが流れたと同時に客席のドアが開き、まばゆいピンク色の衣装をまとったメンバーが、次々と客席の通路を通ってステージへ。いきなりのサプライズに会場が湧いた。キレのあるダンスと生歌で一気に会場を巻き込んでいく姿は、デビューしたばかりの中高生ユニットとは思えない実力である。オリジナルにはないビーチ・ボーイズ風のコーラスアレンジも出色の出来栄え。立て続けに『パパイヤ軍団』とノリノリな楽曲でライブはスタートした。

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MCに続いての『ペッパー警部』では、観客も一緒に振り付けをして盛り上がり、『ピンクの林檎』からは、7名や9名と人数を絞って披露した。広い舞台を目一杯使ったのびのびとしたパフォーマンスでは、また違った一面を見ることができた。

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過去と現在が混在したかのようなショッキングピンクの衣装を身にまとって歌い踊るピンク・ベイビーズのライブは、ピンク・レディーの楽曲の良さを改めて感じられることはもちろん、原曲を活かした現代風アレンジによって今の若い人にも広く受け入れられることを予感させる。

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『アダムとイブ・スーパーラブ』に合わせて行なわれたダンスショーでは、メンバーがそれぞれ思い思いの私服を着て登場。衣装の時とは違う、彼女たちの素顔を垣間見ることができた。続く『夢中がいちばん美しい』は、絶え間ない練習を積み重ねて夢中で活動している彼女たちにふさわしい楽曲といえるだろう。

ここで、夏休みの間の強化練習を撮影したドキュメンタリー映像が流れた。毎日8時間以上のハードな練習を続けている姿を追ったものだ。平均年齢14歳のメンバー達が、ステージでキレのあるパフォーマンスや生歌を披露するためにひたむきにトレーニングに打ち込む姿には、純粋に心が打たれる。客席では涙を拭う人の姿も見られた。

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VTR開けは、デビュー曲の『ウォンテッド(指名手配)』。再び全員集合したピンク・ベイビーズは、MVと同じ衣装で登場し、MVの世界をステージ上に再現してゆく。続いて息つく間のない激しいダンスの『モンスター』、おなじみの『UFO』と、立て続けに披露、会場の熱気も最高潮に達した。

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自己紹介のMC中に7名ずつTシャツにショートパンツ姿に着替え、『カルメン’77』、『マンデー・モナリザクラブ』と、大人っぽいパフォーマンスを迫力いっぱいに繰り広げた。

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最後の『ジパング』では、客席に降り立って歌い、総立ちとなった観客と一体になって盛り上がり、さらにアンコールで『サウスポー』と『ペッパー警部』を披露してピンク・ベイビーズデビュー後初のワンマンライブは拍手と歓声の中、幕を閉じた。

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●ピンク・ベイビーズは夢の途中
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ピンク・レディーの楽曲を歌い踊り継ぐユニットとして誕生したピンク・ベイビーズ。デビューしたばかりでまだまだ実績は少ないが、常に高いパフォーマンスを目指して日々トレーニングに励み頑張ることで、今回のワンマンステージを成功させた。特に、激しいダンスをしながらも、全ての楽曲を生で歌っているところはピンク・ベイビーズの大きな魅力の一つだろう。ピンク・レディーを知ってる人も、全く知らない人も楽しめるピンク・ベイビーズのパフォーマンスは、一見の価値がある。現在絶賛成長中のピンク・ベイビーズの今後に期待したい!

☆セットリスト☆
渚のシンドバッド/パパイヤ軍団/ペッパー警部/ピンクの林檎/キャッチ・リップ/S・O・S/星から来た二人/アダムとイブ・スーパーラブ/夢中がいちばん美しい/ウォンテッド(指名手配)/モンスター/UFO/カルメン’77/マンデー・モナリザクラブ/ジパング/サウスポー/ペッパー警部

ピンク・ベイビーズ オフィシャルサイト
http://pinkbabies.jp/
ピンク・ベイビーズ オフィシャルブログ
http://blog.pinkbabies.net/[リンク]