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Adobeとのコラボで話題のタッチペン「Jot Touch with Pixelpoint」を、iPadと「Adobe Sketch」の組み合わせで使ってみた。

ペン前方にショートカットボタンA・B、後方に充電用コネクターがある

「Jot Touch with Pixelpoint」はデジタルクリエイターに向けて設計されたiPad用のスタイラスペンだ。

AdobeのCreative Cloudに対応しており、独自のPixelpoint技術を採用することで直径わずか3.18mmのペン先と滑らかな描き心地を実現し、2048段階の筆圧感知が可能で、パームリジェクション機能などの機能も搭載している。低消費電力のBluetooth 4.0によって、一回の充電(約90分)で約8時間連続動作可能するという。

今回はこのAdobeとのコラボでも話題のタッチペンJot Touch with Pixelpointを、iPadと「Adobe Sketch」の組み合わせで実際に使ってみた。

Jot Touch with Pixelpointのハードウェア

付属のUSB充電器に立てて(マグネット吸着させて)充電する

Jot Touch with Pixelpointのハードウェア面から。まず特徴的なのは独自のPixelpoint技術を採用した直径わずか3.18mmの極細ペン先だ。

続いてペンをもったときに人差し指のあたりに2つのボタン、ショートカットボタンAとショートカットボタンBが存在する。これはペンの起動や電源オフ、アプリケーションでのショートカットなどで利用できる。Adobe Sketchの場合、Aボタンでペン先や色の変更が行えるパレットを表示・非表示することができ、Bボタンでは直前の操作をAndoすることができる。

またペンの後ろ部分は充電用のコネクターとなっており、付属のUSB充電器に立てて(マグネット吸着させて)充電する。使いたいときにさっと使えて、見た目も非常にスマートに充電しておくことができる。

Adobe Sketchでの操作方法

最初にペンとiPadを接続する

Jot Touch with Pixelpointに対応しているAdobe Sketchで実際に使ってみた。
まずはiPadのBluetoothをオンしておき、メニュー右上の[ペン]で表示される画面にペンを乗せてiPadとペンを接続する(接続が完了すると「接続が完了しました」と表示される)。

ここで[パーム環境設定]から「パームリジェクション」機能をオンにすると、スクリーンに手をつけた状態でも絵を描くことができる。

特徴でもある細いペン先によって、鉛筆やボールペンのような細い線をiPad上で書くことができる。2048段階の筆圧感知によって、画面上で線の太さを調整しながら実際のペンのような自然な書き味が実感できた。

また、ショーカットボタンA(ペン先や色の変更が行えるパレットを表示・非表示)、B(直前の操作をAndo)と組み合わせて使うと、思った以上に直感的にさくさくとイラストやスケッチを描くことができた。これにあとは絵心さえあれば、きっと素晴らしい作品をiPad上で生み出すこともできるだろう。

Jot Touch with Pixelpointを使った感想

細いペン先と筆圧感知によって、多彩な線を表現できる

これまでiPadで試したペン先に導電性のゴムの付いただけのタッチペンとは格段に違う書き心地を実感できた。ペン自体の質感や程よい重さ、立てて吸着し充電できるUSB充電器など全体的に高級感のある作りにも好感がもてた。

今後さらに多くのアプリが対応していくことで、ますます本製品の利用方法は広がっていくに違いない。iPadでイラストやスケッチに使えるタッチペンを探している方には、間違いなく試してもらいたい製品だ。

Jot Touch with Pixelpoint製品仕様

・製品名:Adonit Jot Touch with Pixelpoint
・3.18mm極細ペン先
・2048レベルの筆圧感知機能
・適合規格:Bluetooth LE
・対応機種:iPad第3世代以降、iPad Mini以降及びiPhone 4S以降。
・外形寸法:12 x (H)139.7 (mm)
・質量:20g
・充電時間:約90分
・ペン先のガラス面における耐摩耗性は90km以上を保証。
・充電持続時間:連続使用時間は最長11時間、バッテリー持続時間は約1ヶ月。

ReadWrite Japan編集部
[原文]