フェイスブック、有名人向けアプリ「Mentions」をリリース
あなたが認証済みの公式アカウントをもっていなければ、このアプリは利用できない。
有名人はどこでもVIP待遇を受けるが、今回彼らはフェイスブック上でもそれを受けることになった。フェイスブックは木曜、新アプリ「Mentions」をローンチした。このアプリは現在のところ認証済みのページだけが利用できるものだ。
つまり、もしあなたが有名人や「インフルエンサー」でなければ、このアプリは利用できないということだ。
この新しいアプリは、有名人により多くの写真や動画、ファンとの交流のためのライブのQ&Aなどを投稿してもらうことを目的に設計されている。Mentionsのニュースフィードにおいて有名人は「フォロー」と「トレンド」の投稿の間を交互に切り替え、フェイスブック上のトレンド・トピックに関するコメント入力を促される。
通常のアプリとの最も大きな違いは、名前の由来でもある「Mentions」タブで、ツイッターに存在するものと非常に似ている。これによって認証済み公式ページのユーザーは、自分について人々が何と言っているかを確認することができ、希望すればそれに返信することができる。この機能、どこかで聞いたことがあるかもしれない。これはフェイスブックがツイッターからコピーしてきた数多くの機能の中で最新のものだ。
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フェイスブックのスポークスマンは、Mentionsを使うと有名人はそれまでの2倍ぐらい投稿するようになると話している。すでにあなたも、このアプリで作成された投稿を少なくとも1つ見たことがあるかもしれない。歌手タイリースがアップルによる30億ドルでのBeats買収をDr. Dreと共に自慢する醜悪な動画は、この新しいアプリで作成されたものだ。
今日よりこのアプリはダウンロード可能だが、現時点では米国で認証済みの公式ページを持っていなければこれを利用することはできない。フェイスブックは今後数ヶ月以内に、より多くの国々の認証済みプロフィールを持っている人々にこのアプリをロールアウトしていく予定だという。
トップ画像提供:Facebook
Selena Larson
[原文]