日本経済新聞社がスーパーに並ぶ食品や日用品の主要80品目の税抜き価格を調べたところ、8割にあたる63品目の平均価格が2014年3月より4月のほうが高くなっていた。5月22日に電子版が報じた。

記事によると、価格は全国のスーパーなど約8000店のデータを集計する日経POSで調査。税抜きの本体価格で比べることで、消費税増税の影響を排除した。その結果、63品が3月よりも値上がりし、日用品ではハンドソープやトイレ用洗剤、食品ではチーズや濃い口しょうゆの価格上昇が目立った。値下がりしたのはミネラルウオーターや衣料用粉末洗剤など16品のみだったという。