ぬいぐるみと同じ生地で車体をラッピングした「ダッフィーバス」。2月20日から3月31日まで運行!

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ふわっふわでもっこもこなぬいぐるみのバスが全国を走る───。
そのバスの正体は、東京ディズニーシーで会える、ミッキーのテディベア「ダッフィー」。

「ダッフィーバス」が全国を走り、東京ディズーシーの魅力を伝える「ダッフィーのふわふわジャーニー」が2月20日からスタート。
東京を出発し、鹿児島まで回り、途中では体験試乗会なども予定されている。

ぬいぐるみと同じ素材が中にも外にも使われており、すべてがふわふわ。
バスの前は顔で、後ろがお尻や足。バスの中はダッフィーでいっぱい。
雨の日はどうなっちゃうの……という心配はありつつも、
ディズニーキャラクターがバスになったのは初めてというから、ダッフィーはミッキーに迫る大スターとなったわけです。

そもそもダッフィーは「Disney Bear(ディズニーベア)」という名前で展開され、
東京ディズニーシーで販売されるよりも前に、アメリカのディズニーリゾートで売っていました。
このとき、ダッフィーという名前はどこにもなかったんです。
私が初めてディズニーベアを見たのはカリフォルニアのパークでしたし、
テディベアの足の肉球がミッキーシルエットになっていたのでかわいいな、と思ったぐらいでした。

2004年、東京ディズニーシーで販売開始され、キャラグリーティングもスタート。
このディズニーベアについていたエピソードも、いまとは違う内容です。

“テディベアと一緒に歩けたら楽しいのに、と考えると、
ティンカー・ベルが飛んできて魔法の粉をふりかけてくれます。
するとテティベアが微笑み、ミッキーが喜んで抱きしめると、顔がミッキーの形になりました”

しかし知る人ぞ知るというマニアックなキャラでした。

2005年、ディズニーベア改め、ダッフィーとして再登場することに。
エピソードも新しいものになりました。

“長い航海に出るミッキーが寂しくならないよう、ミニーはテディベアを作ってミッキーにプレゼント。
ミッキーはテディベアにダッフィーと名付け、世界中どこでも一緒に連れて行きます”

衣装を着たぬいぐるみ、さらには衣装だけの販売も行われ、徐々に浸透。その頃から持ち歩く人やベビーカーに乗せている人など、ちらほらダッフィーを見るようになっていきます。

2008年、クリスマスシーズンにミッキーがミニーへダッフィーをプレゼントするというCMに登場。
それがきっかけなのか、パーク内にはダッフィーを持ち歩く人がいっぱい。
ダッフィーが販売されていたショップは1軒しかなく、中に入るのに何時間も待つことになるという事態も起こりました。
そのお店「アーント・ペグズ・ヴィレッジストア」(通称おばさんの家)はいまやダッフィーグッズオンリー。
以前はホーム用品やマリン風のプーさんグッズなどがあって、おしゃれな雑貨屋っぽい感じでした。
そこで売ってた、プーさんのメープルシュガーが大好きでしたよ!(復活希望アピール)

2010年にはガールフレンドのシェリーメイも登場し、レギュラーショーが始まる。
2011年には常設グリーティングエリアもオープン。
2012年にはダッフィーが主役となるイベントも行われた。

“ダッフィー”という名前と新しいエピソードは東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドが生み出したものなんです。
東京ディズニーシーのオリジナルとも言えるキャラ、ダッフィーがいまや世界中のパーク(アメリカ、パリ、香港)で展開されているというのもスゴイこと。

そして2014年2月、たくさんの人にハッピーを伝えるため、ダッフィーバスが全国を旅します。
走行スケジュールや体験会は公式サイトでご確認を。

まるでネコバスのようなふわふわなバス。
ぜひともふわふわな本体に触れてみたいです。
きっとふわふわして幸せな気持ちになると思います。
(小林美姫)