機は熟した!「キルラキル」17話で、皐月様はついに立ち上がる。さあ流子、どう動く?

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Twitterでアニメーションプロデューサーの大塚雅彦がこう語っていました。


なるほど確かに!と思わされた「キルラキル」17話。
溜めに溜めた伏線が、一気に回収されました。

●伏線しかないキルラキル
今回最大の見せ場は、やはり皐月様の裏切りのシーン。
……っていっても、みんな「だよね!」だったはず。

「この作品は伏線しかない」と以前ニコニコ生放送の時にスタッフが話していました。
まさにそれ。

特に「生命戦維の謎」は、引っ張りに引っ張ってきましたが、ほぼ全て解明されました。
・宇宙から来た生命体である
・人の体に服として寄生している。服が人を選んだ。
・REVOCS社の服には生命戦維が微量に入っており、それを着ると強くなると世界中の人が知り始めている。
・高校生が実験台となって極制服を着ていたのは、生命戦維に適応しやすいから。
キャッチコピーの「着るか着られるか」も、今なら意味がわかります。

同時に、再び伏線を張っています。
例えば水杯を飲んで割るシーン。これは日本では、今生の別れを覚悟する表明としての行動。
でもさあ、羅暁への反逆で、体制を立て直すのなら、別にすぐ死ぬわけじゃないんじゃ?
伊織糸郎が四天王と一緒になぜかいる。彼も全部知ってたの?

皐月様の考えは、きっと別のタイミングで明かされるはずです。

●揃のお茶
個人的に「キルラキル」屈指の名場面だと思っているのが、皐月様の執事・揃のお茶のシーン。
自分の思いを素直に打ち明け、リラックスするのって、揃の前だけ。
皐月様にとっての本当の家族は、揃だけなんでしょう。

幼い頃苦かった、という話をしたのも、もしかしたら「最後だから」なのかもしれない。
水杯の後だと、見え方が変わってきます。
ところでお父さんは……?

・本能字の変
まんま「本能寺の変」になりました。
織田信長な羅暁、明智光秀な皐月様。
縫が外から立ちまわっているので、単純にはいかなそうです。

・死なない羅暁
予告で笑ってしまいました。羅暁あんな血まみれなのに生きてるんかい!
……でもこれも伏線あったんですよね。羅暁の背中、そういえば傷だらけでした。
何度刺されたんでしょう?

・DTR! DTR!
道頓堀ロボ=DTR。
美木杉の美学はヌーディストビーチの美学なのかと思ったら、意外に紬は冷淡。
もう一つ、紬が美木杉に抱いている「貸し」がまだなんなのか明かされていません。
にしても、紬と流子、髪の毛や性格を見ていると血縁がありそうなんだけど、どうなんでしょね?

個人的には犬牟田が人工衛星を操っていたのに驚きました。
資金源はどこにあるんだろうと思っていましたが、ひょっとしたら犬くん、まだ株価操作してるのかも。
ここからは情報係の犬くんと伊織の活躍が増えるんじゃないかと踏んでます。

『キルラキル』BD 1巻
『キルラキル』BD 2巻
『キルラキル』BD 3巻
「キルラキル」オリジナルサウンドトラック
キルラキル ガッツのもふもふスマホケース
キルラキル ペーパーナイフ

(たまごまご)