香川フル出場で決勝点に絡む…マンUは4試合ぶり白星で新年初勝利

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 プレミアリーグ第21節が11日に行われ、日本代表MF香川真司の所属するマンチェスター・Uとスウォンジーが対戦。香川は先発出場した。

 ホーム戦に臨んだマンチェスター・Uは、序盤からボールを保持される展開だったが、11分にゴール前でFKを獲得。アドナン・ヤヌザイが直接ゴールを狙ったが、シュートはクロスバーを直撃した。

 スコアレスの36分には、ヤヌザイとのワンツーからアントニオ・バレンシアが右サイドを突破。オーバーラップしてきたラファエウがパスを受けて中央に折り返すと、最後はダニー・ウェルベックがシュートを打ったが、ゴール脇に外れた。

 互いに得点できないまま後半を迎えたが、マンチェスター・Uは後半開始直後に先制点を奪う。46分に左サイドのヤヌザイが上げたクロスから、香川がヘディングシュート。GKに弾かれたところをゴール前に詰めていたバレンシアが押し込み、ゴールネットを揺らした。

 リードを得ると、53分にはカウンターから香川がミドルシュートを放ったが、ゴール上に外れた。それでも、59分にはパトリス・エヴラのミドルシュートをウェルベックがゴール前でコースを変えて、チーム2点目をマークした。

 点差を広げると、65分には左サイドの香川が中央にクロス。ゴール前に飛び込んだクリス・スモーリングがシュートを放ったが、ゴール上に外れた。76分には、カウンターから香川がゴール前でラファエウからのパスを受けてシュートまで持ち込んだが、ゴールライン手前でDFにクリアされてしまった。

 公式戦3連敗中だったマンチェスター・Uは、3点目こそ奪えなかったが、守備陣がスウォンジーを完封。2−0と勝利を収めて、4試合ぶりとなる2014年の初白星を挙げた。なお、香川はフル出場した。