蛇口をひねると、はじめて充電がスタートする

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この時代に生きているだけで、様々な出費を余儀なくされますよね。家賃や税金はもちろん、ガス代、電気代、水道代などなど……。
特に光熱費を節約するには、こまめな行動が必要となります。私もいくつか気を付けてますよ。部屋を退出する際、電気はOFFにする。テレビ点けっぱなしの寝落ちは以ての外。皿洗いの時、水を出しっ放しにはしない。
しかし一つだけ、以前からアレが気になってました。それは、携帯の充電。満タンになったかどうか、気付きにくいじゃないですか。とっくにフルなのに数時間放置、なんて事態もありがちだし。コンセントを挿す/抜くの動作しかないのも問題だと思うわけで。

というわけで、このアイテムを活用してみましょうか。Hamee株式会社が12月より発売している『iTap』は、蛇口の形をしたスマホ用充電アダプタ。
この蛇口、断じて“飾り”じゃありません。コンセントに付いた蛇口をひねると充電はスタートし、つまみを戻せば充電がストップする。水ではなく電気が流れる、実用的な蛇口付きのアダプタなのです。

でも、こういうアダプタって今まで無かったのが不思議。……もしかして、今までにもありましたか? 私が知らないだけで。
「あまり見たことのない仕様です。そもそもON/OFF切り替え機能のメリットはたこ足配線時くらいしかないのですが、今回に関してはアダプタ側にアイディアがつまっているからこその機能となります」(同社・担当者)

もちろん、その魅力は“実用性”だけではない。アダプタって無機質な、単なる充電用器材でしかなかったですよね。しかし蛇口のフォルムがすごいポップだし、この形だからこそ意図も丸わかりに。
「『必要な時だけ充電をONにする』という実用性と、『充電のプロセスにユーモアを与える』というエンターテイメント性の両方を持ち合わせております」(担当者)

ちなみにこのアダプタはUSB接続となっているので、用途は様々。バッテリーやポータブルミュージック機器等の充電も可能です。
なるほど。率先して色々なアイテムに活用すれば、嬉しいことが色々ありそう。節電は言うまでもなく、過充電によるバッテリー寿命の短縮も防げそうです。

……あれ。「使い切ってから充電」って、あんまり心配しなくてもいいんだっけ? 以前、コネタで見た気がする。
それはさておき、節電効果とそのユーモアセンスは、他にはないものです。
(寺西ジャジューカ)