疑問は消えたようだ。CSKAモスクワの日本代表MF本田圭佑は、ミランの選手になるだろう。だがそれは、2014年1月からだ。本田の代理人は11日、ミランのアドリアーノ・ガッリアーニ代表取締役と会談した。その結果だ。

ミランと本田はすでに先週、大筋で合意に達していた。そしてこの日、細部についても決まっている。ミランと本田の間には、スポンサーやCMに関する“協定”もあるようだ。

一方、FWロビーニョはミランに残る。ロビーニョ本人が、サントス復帰は「交渉が正式に終わった」と明かした。同選手は、移籍が破談に終わったのは「誰の責任でもない」とし、次のように語った。

「合意に達することを願っていた。ミランは要求額を下げてくれたし、僕がほかのクラブのオファーを検討することもなかった。大幅な減俸も受け入れたよ。コストを下げるために、肖像権についても、サントスが生かせるように許可をした」

ロビーニョのサントス復帰破談が最終決定かどうかは、今後を見てみる必要がある。だがいずれにしても、今のところ、フィオレンティーナとのMFアデム・リャイッチ移籍交渉は中断となった。ただ、マーケットは長く、サプライズはそこかしこに潜んでいる。

なお11日、ミランとサンプドリアは、MFアンドレア・ポーリとDFバルトシュ・サラモンの移籍を発表している。